ジャニーズ問題で「NGリスト」よりみっともない…正義を振りかざす大手メディアの今さら感
https://news.yahoo.co.jp/ranking/access/news
ジャニー喜多川氏による性加害問題。今月2日に行われた記者会見が物議を醸している。記者会見では質問されるのを避けるため、NGリストを作成していたスキャンダルである。会見ではNGリストに載った人の素行もどうかと話題になったが、その前に、ジャニーズの金儲けに加担しておきながら、ジャニーズが悪いと正義を振りかざしたマスコミがそもそもどうなのか。
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取材活動などでわかるのはテレビ、新聞の芸能村の住人の我が物顔、ジャニーズ全盛時の腰巾着ぶり。これまでかしずいてきたのに、記者会見では偉そうに質問したり、この期に及んで媚びたり。本当にどういうつもりなのか。
■どうして喜多川氏が生存中に戦わなかったのか
落語家の立川志らく師匠がそんなマスコミをSNSで痛烈批判した。
「現在正義を翳(かざ)している芸能記者達に問う。あなた方も知っていたんだろ。何故声を上げなかったんだ? 巨悪に立ち向かっていくのがジャーナリストの使命なのではないのか」
「どうして喜多川氏が生存中に戦わなかったのか答えてほしい。生きている時に今のような記者会見が出来ていたら被害者の数を少しは食い止められたんだよ。おい!」
東山新社長を責めたマスコミに対し、ブーメランで跳ね返ると指摘したのだ。
日刊ゲンダイのインタビューでも「言っていいとなったら途端に正義を振りかざす。知ってて言わなかったら、みんな同罪」と語った。
ジャニーズのタレントの報道番組起用などを批判してきた元芸人で作家の松野大介氏も言う。
「あの場にいた芸能記者はよく良心が痛まないものです。あなたたちは知ってたんだよねと言いたい。NHKが被害者への補償が済むまで新規の契約は見合わせると会見したが、地上波は全局、会見を開いてジャニーズとの癒着をすべて明らかにし、謝罪すべきです。それは大手新聞や芸能リポーターも同じ。『俺は関係ない』と言ってもいいのは一貫してジャニーズを批判してた媒体だけ」
松野氏は食事に出かけた際、ある飲食店の店主に「悪いのはテレビ」と言われたそうだ。
「記者たちも、まずジャニー喜多川氏との関係を明らかにするのが筋だと思う」(松野大介氏)
人としてどうよ。みっともないという話だ。